好きです、パエリア(バレンシアからエルパルマールへ)
4/23(土)
朝ご飯:なし
昼ご飯:パエリア
夜ご飯:ピンチョス
バレンシアはパエリアの本場と言うけれど、発祥の地はバレンシアのエルパルマール(El Palmar)という村らしい。
お米好きとしては行かなければならない。
ネットで色々調べたら、市バスで一本で行けるらしい、しかも普通に一回分の料金、1.5ユーロ(10回の回数券だと0.8ユーロかな?)
Googlemapでルート調べたら時刻表まで出てきて、30分に一本バスがある。
バスで50分程かかるから、お昼ご飯に合わせて11:20分発のバスに狙いを定める。
休日の朝は基本予定入れないから時間が上手く使えない、シャワー浴びて化粧して荷物まとめて、としてたらめっちゃギリギリで家を飛びだす。
けどバスの始発がよく知ってる学校の近くのバス停やったから、5分前くらいに到着。
Googleさんで調べてるから間違いないやろーと思いながら、バスの運転手さんに
「エルパルマールまで行きますか?」
と聞くと帰ってきたスペイン語全然分からんかったけど、とりあえずこのバスは行かないらしい。
ノー?って聞き返してたら英語で
「確かに"25"のバスがエルパルマールに行くのだけれど、"25"のバスは2種類あって、このバスは行かないんだ」
と。
やっぱりまだ英語の方がわかる。
お礼を言って、2種類あるんだったら30分後の次のやつは行くかなーと思って、ドタバタでてきてしまった分、トイレに行ったり、学校前でwifiつなげてメール返したり、情報集めたり。
30分はすぐ過ぎて、またバスがやって来たから、
「エルパルマールまで行きますか?」
と聞いたら、ノー。
ホンマにここのバス停から発車するか不安になって、出発までの時間タバコ吸うためにでてきた運転手さんに、
「ここのバス停であってる?」
ときくと、バス停にちっちゃい文字でエルパルマール行きのバスの時刻表があるのをおしえてくれた!
見つけられん!
てもおかげで、次まであと1時間ある事がわかったから、せっかくやし何かバレンシア観光ーと思って、郵便局へ。
いつもの通学路にある建物、郵便局やとは思わんかった。
観光パンフレットに書いて郵便局って書いてないと、普通のオフィスビルかアパートかと思っていっつもスルーしてた。
ホンマに入って大丈夫かな…と恐る恐る入ると、中がすごい!
模型も。
自転車送るための箱も売ってることにビックリ。
兄に教えよう。
意外にすごい郵便局でかなり時間がつぶせて、1時間なんてすぐ、12:50発に乗るため10分前に戻ると、もう人が乗り始めている。
今度はちゃんと25"El Parmar"行き。
結局立ったまま50分バスに揺られる、市内の途中のバス停からもどんどん乗ってくるから満員。
13:40着、ちっちゃい村っぽいけど観光バスがいっぱい止まってた。
帰りの時刻表をチェック。
とりあえずお腹空いてたから念願のパエリア。
ネットで美味しいって情報をみたravatjorというお店が見てたからテラス席へ。
全然メニュー見ずに入ったけど、menu(メヌ エル ディア)だったら間違いないやろと思って頼む。
しかしメニュー表を渡さないまま「注文何にしますか?」っていうレストランが多い気がするけど、なんでなんやろ。
私としてはメニュー見て食べたい物を決めたいんやけど…
でも「カルタ(メニュー表)ありますか?」って聞いたら大抵持ってきてくれるからいいんやけど、基本は一回来た事あるお客さんていう体でやってるんやろか。
スペインの謎。
menuの一品目はサラダ。
塩だけで食べたけどオリーブいっぱいで美味しい。
二品目の前にパンを何気なくそっとテーブルの、テーブルクロスの上に置いていく。
お皿あるのにその上に置かないの、
スペインの謎。
テラス席ではたぶん人の余り物を狙って猫がいっぱい。
そんな目で見つめてきて…自分が可愛いのよくわかってるな…
二品目が念願のパエリアバレンシア風。
ウサギが入ってるやつ。
味が微妙に濃くてケチャップっぽいけど美味しい。
ウサギはたぶん他の人と同じ感想、鳥と変わらん。
はー、これでバレンシア風パエリアには満足。
16.8ユーロ
帰りのバスまであと2時間ちょっと、何もない村だと聞いたけど、とりあえずうろうろする。
村の中を用水路みたいな川が流れてて、川沿いに店のテラスが並んでる。
観光客で賑わってるけど、ちょっと外れたら広大な土地。
この村は田んぼやってる人達の集落って感じ。自分の田舎はあんまり好きじゃないけどすごい居心地がいい。
こういう所って風がすごい気持ちいいんよなー
そして空がキレイ。
でも廃墟っぽいところもあったり、しかし絵になる。
街に戻る。
ヨーロッパの家って隣の家とくっついてるけどどーなってるん…
組積造
壁と下屋の収まり
これなんて茅葺
村の北側におっきい池が合って、池とこの辺り一体が、自然公園らしい。
もうちょっと時間があったら池の周りも周っててみようと思ったけど、約束あるからバスの時間ずらせんし、トイレ行きたくてどこかに入らんとーと思って断念。
帰りもバスいっぱい。座れず50分、立ってられない人間、私にはキツイ。
たぶん一本前のバレンシア11:05発、エルパルマール15:25発やったらもうちょっと空いてる。
バレンシア帰ってきたら18:00過ぎ。
19:00にスペインの人と待ち合わせ、来ず。WiFiが無いところで待ち合わせてたから全然状況がわからんくてもう帰ろうかと思って、メール送る為にwifiスポットへ。
そしたら遅れてる連絡が。
もー疲れてるし帰りたいと思ったけど、せっかく来てくてれるし、と合流できたのが20:00。
が、何喋ってるか分からなすぎて1時間でギブアップ。
喋るの早いし、出来ればスペイン語で喋ってほしいのにすぐ英語で喋るから全然わからん…
「もっとゆっくり喋って」を英語もしくはスペイン語で全然思い出せんくて、調べる時間も与えてもらえず。
必須単語やな、むしろなんで私覚えてないんや。
解散して、帰ろうかと思ったけどなんか最後がイマイチ消化不良やなーという名目でバルへ。
カウンターで好きなピンチョスを選ぶ店初めてきた。
ピンチョスは一串1ユーロ、モヒートも1ユーロで合計4ユーロ
でも1ユーロが約125円程度と考えると、飲み物は安いけど、このパンに1ユーロはちょっと高い気がする。
てもつまみならそんなものか。
今日はなんかすごい頑張った気がする、とさらに理由をつけて、ホントはポテトチップスと赤ワインが飲みたくて買って帰る。
デブの根源、3.55ユーロ。
広い自分の部屋がやっぱり好き。
食っちゃ寝生活、土曜日終わり。