本気出したのは火曜日(学校最終週)
一ヶ月はあっという間。
ちょうど木曜に次のレベルに上がれるかどうかのテスト。
私は関係ないけど1ヶ月で本1冊終わって丁度いい。
4/25(月)
朝ご飯:謎のお菓子
昼ご飯:トマトパスタとソーセージ、マッシュポテト
夜ご飯:ボカティージョ、お菓子
朝起きた瞬間、学校休むか迷う。
毎週月曜日は日本でもスペインでも同じ気持ちを味わってる。
30分くらい遅刻やけどちゃんと学校へ。
お腹が空きすぎて教室入る前にお菓子ぽりぽり。
テストの説明があったりetc…
ちょっと頑張らんとな、という気持ちになる。
お昼は学校の近くの"nostrum"というお店でお弁当的なものを買って食べる。
これで3ユーロ
後に分かることやけど、スペイン人は毎日外食する訳じゃなくて(スペイン人にとってもお昼にmenuは高いらしい)、サラリーマンとかはよくこのお店利用するらしい。
日本でいうコンビニ弁当みたいな感じかなー。種類もいっぱいあって、店内で温められるしとてもいい。
夜は日本語を話せるスペイン人の友達と飲みに行く事に。
その前にちょっと市内観光。
中心にあるサンタマリア大聖堂は行った事があるけど、それに付属するミゲルの塔に行った事がなかったから登ってみる事に。
2ユーロ。
階段は207段あるらしい。
ひたすら螺旋階段を登る。
一番上。
出たら大きな鐘が。ちょうど18:00の鐘が鳴り始めた。めっちゃ響く。
市内一望。
家のベランダからみる景色とはまた違ってすごくいい。
そのあとは大聖堂の中へ。
パイプオルガンを弾いてるんやけど、プロじゃなくて練習してる人。めっちゃ間違えながらの演奏。
次はちょうど裏の広場に面したところにある教会へ。
ちょうどミサ中。
教会では毎日ミサをやってて、厳格なクリスチャンの人は毎日ミサに行くらしいけど、最近はそんな厳格な人も減ってきてて、教会もミサは日曜だけ、という所が増えてるらしい。
さっきのサンタマリア大聖堂とは様式が違う。
天井。
観光の後は飲む。
ボカティージョとハムとチーズ。
フランスでもそうやけど、スペインでも道端で座ってお金もらう人がいっぱいおる。
正座で頭下げてコップ持ってお金もらおうとしてる人とか、犬と一緒に座ってコップを置いててお金もらおうとする人とか。
たぶん家ないのに犬飼ってて、犬がめっちゃ大人しくて、しかもちゃんと毛並みがいいのがある意味不思議やけど。
その中でも、めっちゃ若い男の子が「僕の名前は〇〇です、18才です、〜〜〜」って書いてるのはなんでなんやろーって聞いたら、バックにはマフィアがいて、一日中座ってないところされるし、一日中座って集めたお金も全部マフィアに渡さんといかんらしい。
マフィアとか、なんかすごい世界…
今週は学校ラスト一週間、そして木曜テストやから早めに解散。
1人約4ユーロ
スーパーに寄って帰る。
5.4ユーロ
だってワインが飲みたいんだもの。
そしてお決まりの明日から頑張る、と自分に誓っておやつぽりぽり、ワインぐびぐび、おやすみなさい。
4/26(火)
朝ご飯:コーンフレーク
昼ご飯:余り物パスタ
夜ご飯:さかなのつまみと野菜と卵を炒めたやつ
テストまであと2日、たぶんみんなちゃんと勉強してる。
単語帳とか作ってるし。
で、今日は頑張ると決める。
学校は13:30に終わって1度家へ、食材消費のためにパスタ。
家だと勉強せんから学校行くぞーとおもいながらウダウダと、気づいたら16:00。
実はラロンハがいつも学校までの通り道にあるのに、中に入った事がなくて、学校行くついでに入ってみる事に。
こじんまりしてて、人も少なくてゆっくり堪能、大人2ユーロ、学生1ユーロ
一番広い大広間はめちゃくちゃ天井が高い。
ヨーロッパはどの時代の建物も天井だったり軒裏がちゃんとデザインされてる。
ラロンハを出て不動産チェック。
この値段は1週間?1ヶ月なら安すぎる。
結局学校に着いたら17:30。テラスで約2時間勉強。
めっちゃはかどって、もっとやりたかったけど学校が閉まりそうだったから断念。
近くのカフェでやろうかと思ったけど、ケータイの充電がほとんどなくて、辞書が使えんくなりそうやったから家でやろうと帰宅。
が、やっぱり家ではやらない。
飲みながらやろーとおもってワインを注いだら最後、飲んでちゃんとつまみつくって食べて飲んで寝る。
なんてダメ人間。
4/27(水)
朝ご飯:コーンフレーク
昼ご飯:余り物パスタ弁当
夜ご飯:ボカティージョ
テストは明日、家に帰るとベッドに横になってしまうのを危惧し、お昼はお弁当。
夜は飲みに行く約束をしてたからそれまで勉強。
今日はちゃんと4時間くらい勉強した。
水曜は前に行った"100 montaditos"がほとんどが1ユーロということで、飲みに行く。
ビールは値段変わらず、それにしてもジョッキで1.5ユーロ。
つまみ系はほとんど1ユーロ。
19時半から23時くらいまで、1人ビール5杯とつまみで約10ユーロ、1300円くらいでこんなに楽しめるなんて、幸せ。
4/28(木)
朝ご飯:なし
昼ご飯:イタリアン
夜ご飯:なし
今日はテスト、ドキドキ。
内容は
1.リスニング
2.三択
3.文章を書く
4.会話
テストといっても雰囲気は緩い。
テストしてすぐ答え合わせ。
昨日勉強したところが出たのがうれしい。
でも文章を書くのと会話がさっぱり。
結果は明日。
テストが終わったから気持ちが軽い。
私が明日学校最終日だから、前からよく話しかけてくれたりしてるリンダとご飯へ。
イタリアンのmenu
サラダが美味しかったけど、パスタがなんかイマイチ。
その後、リンダの家へ。
リンダはサルサが好きで、サルサレッスンしてくれた。
そして、飲んで〜と出してくれた飲み物がビスケット味。
リンダはビスケットが好きっていう話を聞いてたから飲み物までビスケットか、というのとビスケット味っていう味に衝撃。
(でもリンダはビスケット味って知らんかったらしい。)
夜は日本語とスペイン語のインテルカンビオへ。
バレンシア滞在があと少しやから、ずっと気になってたバレンシアの飲み物
"agua de Valencia"(直訳するとバレンシアの水)
と
"turia"ビール(turiaは市内の昔川で今は公園になってる所の名前)
を堪能。
"agua de Valencia"はオレンジ味だったかな、バレンシアの人によると、飲みやすいけどアルコール度数が高いから気をつけてねーとのこと。どっちも美味しかった。
スペイン語での会話はやっぱりまだまだ難しい…
さらに夜は学校のアクティビティでフラメンコを観に行く。
学校集合が20:45、みんなで歩いて向かう。
外観は普通のカフェみたい。
私のフラメンコのイメージ赤くて派手な衣装を着た若いお姉さんが激しく踊る。
けど出てきたのがギタリストとちょっとぽっちゃりの黒い服着たおばちゃん。
しかもおばちゃん座って歌い出した。
イメージと違う…!
けど踊り出したら一変
すごい、おばちゃんかっこいい!!
ちょっとした感動。
飲み物2杯ついて10ユーロは安い。
結局始まったのが23:00終わったのは24:00。これが学校の行事っていうのもすごい。
4/29(金)
朝ご飯:余り物パスタ
昼ご飯:余り物パスタ弁当
夜ご飯:パエリア
学校最終日、明日家を出なければならないからパスタをいっぱい茹でて朝から食べる。
学校はほぼ昨日のテストの結果を聞きに行くようなもの。
授業の合間に1人1人呼び出されて、先生が丁寧にどういうところが良くて、どういうところがダメか教えてくれる。
結果は…
私だけ落ちてる!!
先生によるともっと会話をしないとダメだねーとの事。
あー、分かってはいたけど、やっぱりちょっとショック…
もっと日々、積み重ねの勉強が必要ね。
もうちょっと語彙を増やしたい。
日本でももうちょっと頑張ろう、自分、ちゃんとこのショックな気持ちを忘れずに頑張るんだよ!
ショックを受けながら余り物パスタ弁当を食べて、やり残したことが無いように市内へ繰り出す。
まず市庁舎へ。
入ってすぐ、天井のガラスがすごい。
中はきらびやか。
このマークはバレンシアの何かかな、色んなところでみる。
そのあとはお土産を買うためにスーパーを巡る。
ここで凄いものを発見!!
一緒にいた友達がめっちゃ興奮して教えてくれた。
バレンシアといえばバレンシアオレンジ。
確かに安くたくさん売ってるけど、果物コーナーの横で生のオレンジをその場で絞ってペットボトルに詰めて売ってる!
まさに果汁100パーセント、500mlで1.9ユーロ、安い!
そして美味しい!
その後別のスーパーもウロウロ、ただ、パエリアの素は売ってない。
仕方ないから別のもの買って帰宅。
帰って荷物をまとめる。
夜は20:30に学校集合。
と、行く途中で最後にやり残したと思ってた、バレンシアの飲み物"Horchata"を売ってるのを発見!!
いつもは町中どこにでもこの屋台があるのに今日は無かったからもう無理かーと思ってたんよな。
砂糖ありかなしを選べる、私は砂糖ありを。
なんか今まで飲んだこと無い味、でも美味しい。
よくバレンシアの人が歩きついでに買ってるのを見るからみんな好きなんかな。
学校に集まったらリンダとクラスメイトの日本人の友達の3人で、リンダの誕生日祝いと私さよならでご飯を食べに行く。
最後にパエリア。
1ヶ月は過ぎてみればあっという間だったなー
リンダと日本人の友達には特別たくさんの感謝を。
スペインは楽しい、けど学校は辛い。
もしまたスペインに中期、長期で来るなら学生の立場はもうやだな。
ある程度スペイン語できるようになって、旅行か仕事で来たい。
バレンシアはすごく住みやすい街。
夜も安全、もちろん注意も必要やと思うけど、日本と同じ感覚で過ごしてて何も危険はなかった。
ただちっちゃい街やから、1ヶ月滞在してたらちょっと飽きてしまう。
友達がおったり、学校以外のコミュニティがありあるんであればかなり満足、住める。
留学先をバレンシアにしたのは正解だった
という1ヶ月終わっての学校の感想なのでした。